学生のバイト先として定番のファミレス。笑顔で接客してくれる定員さんや美味しい料理を作ってくれる厨房、洗い物をするウォッシュという持ち場。名前は知らなくても、仕事は割とイメージしやすいと思います。
私は一時期、ファミレスでアルバイトをしていました。ファミレスで男がアルバイトをすると聞くと厨房のイメージがあると思いますが、私は、ホールという接客をする持ち場で働きました。
今回はファミレスの仕事内容と男目線の感想を書いていきます。
接客と厨房の選択は面接のときに決まります:
大抵のアルバイトは、ホームページや求人検索サイト(タウンワークやマイナビ)で応募します。
応募したら、大体1週間以内には電話かメールで面接の日程を決めます。面接の前に希望を聞かれる場合があるかもしれませんが、私のときは「今、興味あるのは接客と厨房のどっちかな?」という感じに軽く聞かれました。決まっていなかったので、どちらでも大丈夫ですと返しました。
面接に行くと、空いている席に案内されて面接カードというものを渡されました。履歴書みたいなもので、自分の名前や住所、意気込み、そして希望の持ち場を書きました。
ここでも希望の持ち場は、どちらでもを選択しました。正直、どっちも大変なことは大変だし、変わんないよなーと思っていたので、どちらでもです。
そうしたら、店長が「今、ホールのアルバイトが少ないから、そっちで働いてもらえると嬉しいな」と言われたので、接客に決まりました。
仕事:
ファミレスの仕事を紹介したいと思います。いざ、働くときにイメージがわかないと働きづらいと思うので、仕事を流れで紹介します。
出迎えと案内::
お出迎えは「いらっしゃいませ、何名さまですか?」と聞き、人数にあった席にお客さんを案内します。このとき、案内する席をあらかじめ確認しておくとスムーズに案内できます。混んでいるときに、少ない人数を広い席に案内するとさらに混みますので、意外と大変です。
席に案内したら、メニューを渡しましょう。次の項目のときに渡す場合もありますので、お店のやり方でやりましょう。
なんどか繰り返せば、自然にできるようになりますので、安心してください。
水やおしぼりを運ぶ::
水、おしぼり、ナイフ、フォークなどを小さな箱に入れて、渡します。人数どおりに渡すために調整するのが、意外と大変です。また、水はお客さんが多いと重くなるので、初めは注意が必要です。
渡したら、「ご注文がおきまりましたら、お申し付けください。」など、ひと声かけて席を離れます。
注文を聞く::
お客さんが注文を決めた場合、ブザーか声掛けで呼ばれます。どちらになるか店によって違います。
注文は、ハンディという機械に入力する場合が多いです。頼んだ物、数を入力すると、厨房に送られて、調理をしてくれます。
お客さんにおすすめを聞かれることがあるので、メニューをある程度覚えておく必要があります。私がおススメを聞かれたときは、定番商品や季節商品を勧めていました。正直に言って好きな物は人によって違うので、あまり聞いて欲しくはありません。
食事を運ぶ::
注文された料理が、完成したものからお客さんに出します。熱い物が多いので、やけどに気をつけましょう。自分がやけどしても、お客さんがやけどしても大変です。ただ、きをつけても、熱い物を何度も運んでいくと、少しずつ肌が赤くなっていきます。
他に気をつけることは、食事後に出すものを忘れないこと。例えば、デザートやコーヒーが食後に出す物として一般的ですね。
あとは、誕生日の人がいる場合にオプションを付ける場合があります。これも忘れないようにしましょう。
会計::
お会計は、お客さんがお店を出る雰囲気を感じたら、準備しましょう。基本的に手が空いているホールのアルバイトが会計をします。クーポンを使うかどうか聞いてからお会計をします。クーポンは忘れて会計を済ませるとややこしいことになるので、気をつけましょう。
最近だと自動レジも増えています。私が働いていた店のレジは、自動だったのでおつりの間違えがなく助かりました。
片づけ::
バッシングという場合があります。片付けというと食べ残しや洗い物をイメージする人がいるから、あまり片づけという言葉は使いません。想像なので実は違う理由だったらすいません。
できるかぎり早く、少ない回数で片づけましょう。慣れると5人分ぐらいの食器は、1度にできます。いきなりベテランの人をマネすると、崩れてしまうなど危ないので、初めは少なめに、慣れてきたらいっぱい持ちましょう。
お店ごとに微妙に違うこと::
お店ごとに独自のルールがあるので、細かいところはお店の先輩の話をしっかり聞いた方がよいでしょう。
わからないことは聞くのが1番です。
男女比は1:9ぐらい:
ホールは基本的に女子が多いです。私が働いていた店の場合、自分ともう一人以外は全員女性でした。女の人があまり得意でない人は緊張するかもしれません。
基本的に、持ち場が近い人の方が、良く話すし協力をするので、女の子と仲良くなることをなりやすいかなと思います。出会いをバイトの目的にしている人は、かなりおすすめです。
男がホールのバイトをするのは変か?:
個人的には全く問題ないと思います。バイトに初めて行ったときに、「あっ、ホールなんだ。男の子は厨房が多いからそっちかと思ってた」と言われたぐらいですかね。お客さんも特には気にされたことはありませんでした。
周りの目は気になるかもしれませんが、特に気にする必要はありません。
コミュ力はつく:
知らない人と一日に何度も話すので、コミュ力は良くなります。どちらかというと、ニコニコしている力みたいなものですが。
人見知りする人でも大丈夫だと思います。話す内容は決まっているので、知らない人と話す練習になります。
まとめ:
ファミレスバイトの接客(ホール)は男でも出来ます。むしろ出会いを目的に含んでいる人は、女の子とコミュニケーションをとる機会が増えるのでおすすめです。
また、コミュ力があると良いので、人付き合いに自信のある人、コミュ力を伸ばしたい人のもおススメです。
仕事は同じことの繰り返しなので、慣れると楽なバイトです。
以上「ファミレスの接客(ホール)の体験談。男でも出来るよ」でした。
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